所得税の予定納税について

個人様のお名前で、この時期、5月~6月の間に「予定納税」の通知が税務署から送られてくることがあります。

今回は「予定納税」について、お話させて頂きたいと思います。

 

予定納税」とは、税務署から通知を受けた金額を、その年の所得税の一部として納付する制度のことをいいます。この通知は、その年の前年分の所得金額をもとに計算した予定納税基準額が15万円以上である場合に、その年の6月15日までに税務署が書面により行います。

※予定納税基準額の計算には、山林所得、退職所得等の分離課税の所得など、除外所得もありますので、前年の所得が多いだけでは予定納税基準額が15万円以上かどうかの判断は難しいです。

通知を受けた金額は、7月と11月に2回に分けて納めます。1回あたりの納税額は、予定納税基準額の3分の1相当額です。

 

「予定納税」とは、納税金額の多い個人様に、税金を少しずつ分割で前払いしてもらうようなイメージを持ってもらうとわかりやすいと思います。

 

昨今、新型コロナウイルスの影響により、休業、時短営業など、前年に比べ、経済状況も厳しいものとなっております。そのため、予定納税基準額よりもその年の所得税が少なくなる場合には、申請をすることで、通知を受けた金額から減額してもらうことができます。

これを予定納税の減額申請といいます。

7月の第1期分から減額してもらうには、6月30日の現況で見積もり、7月15日までに申請をする必要があります。

もし、「予定納税の減額申請」を希望される弊所のクライアント様がいらっしゃいましたら、お早めに弊所までご相談ください。